幸せホルモンは脳と腸、どちらで作られる?
こんにちは、あつこです。
ダイエットと腸活、順調でしょうか?
今回は幸せホルモン(セロトニン)についての
お話です。
セロトニンって聞いたことありますか?
脳の神経伝達物質の一つのセロトニン。
別名、幸せホルモンと呼ばれていますね。
このセロトニン
脳でほとんどが生成されていると考えられていましたが
脳で作られているのは
たったの5%。
セロトニンの多くは
腸で作られているのです!

1,腸で作られるのも"幸せホルモン"・・・?
腸で作られたセロトニンは
脳に届いているか?
実は届いていないのです。
腸内で作られたセロトニンは
- 腸のぜん動運動の促進
- 血流にのって全身をめぐり
- 骨形成などの役割を担っている
セロトニンが腸の運動を促すことで
便通改善につながれば
便秘の人にとってはとてもうれしいことですね。
◎脳から腸へ及ぼす影響
・トリプトファン
必須アミノ酸の一種で、食事で摂った
トリプトファンは腸で吸収され
それが脳に移行して脳内セロトニンとなります。
・神経系
自律神経などを介して腸から脳へ情報を伝達します。
・免疫系
腸には全身の7割にも及ぶ免疫細胞が
存在しています。
腸内細菌は
免疫細胞の活性化を促す役割があります。
・短鎖脂肪酸
腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が
脳内で働く免疫細胞の機能の調整に影響しています。
2,脳ー腸ー腸内細菌相関について
腸の病気・・・過敏性腸症候群(IBS)や炎症性腸疾患
心の病気・・・うつ病や自閉症
脳の病気・・・パーキンソン病や認知症
これらは全部関連性があるものと考えられています。
例えば、
ストレスを感じるとお腹が痛くなり便意をもよおす・・・
そんな経験ありませんか?

これは脳が自律神経を介して
腸にストレスの刺激を与えるからと
考えられています。
逆に、腸に病原菌が感染すると
脳で不安感が増すとのこと。
また脳で感じる食欲にも
消化管から放出されるホルモンが関与しています。
最近は脳と腸だけでなく
腸内に常在する細菌も
脳の機能に影響を及ぼすという研究が注目されています。
まさに
「腸」は「第2の脳」なのです!!
のです!

3,私たちの身体は「腸」から作られる!
受精卵の外側がくぼみ
その口が閉じて「腸」ができます。
さらに栄養を貯める「肝臓」ができ、
酸素を貯める「肺」ができます。
脳は腸の出先機関として進化した?!
と考えられています。

今回のお話はここまでです!
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
あつこ
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